初心者向け!Googleアナリティクスの使い方【プロが教える】

Googleアナリティクスを導入したものの、使い方がよくわからず悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

せっかく無料で高機能なアクセス解析ツールを導入したのに、データを貯めているだけで、そこからアクションにつなげられなかったらまさに宝の持ち腐れです。

この記事では、そんなGoogleアナリティクスの使い方がイマイチピンと来ていない方のために、Googleアナリティクスを使い続けて10年の私が、丁寧に使い方をレクチャーしていきたいと思います。

「導入しただけで何をみたらいいかわからない!」という方や、「上司に使ってみろと言われたものの何をしたらいいの?」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、Googleアナリティクスに登録するだけで、コンバージョンUPが見込めるツールもあります。Googleアナリティクスを使いこなせなくとも、簡単にサイト改善を目指したい方はアクセス解析サービス「AIアナリスト」などの自動分析ツールを導入されると良いでしょう。

まずは基本の5ページの使い方を覚えよう

Googleアナリティクスのレポートを開いて、左のメニューを見てみると、果てしない数のページがあることがわかります。正直そのほとんどが「何のことかわからない!」という状況だと思います。

しかし、このページの全てを使いこなせる必要など全くないのです。

おそらく、このページを見ている方や、Googleアナリティクスを導入した方のほとんどは、ご自分のサイトをお持ちで、そのサイトのアクセス解析やサイト分析などをするために使い方を覚えようと思っているのではないでしょうか。

サイトを今後運用・改善していく上で、Googleアナリティクスのデータを見ることは非常に重要なことです。

しかし、高機能すぎるがために、Googleアナリティクスには、サイトの運用には大して必要のない情報もたくさんあります。 Googleアナリティクスマスターになるならまだしも、みなさんの目標はおそらくサイト運用に必要な情報を収集することにあると思われるので、当記事ではそれに該当するページの使い方のみ解説していきたいと思います。

では、サイト運用に必要な情報とは何なのでしょうか。 この道10年の私は、以下の情報が重要だと考えています。

・ユーザーの基本情報(訪問数やページビュー数、直帰率など)

・ユーザーが使っているデバイス(PCかスマホかタブレットか)

・どうやってサイトを訪れたか(検索したのか、広告を踏んだのかなど)

・どのページから入ってきたのか(入口ページ)

・どのページを見たのか(経由ページ)

この情報さえGoogleアナリティクスから手に入れられれば、サイト運用に必要な情報はそろったと考えていただいて問題ありません。逆に言うと、上記の調べ方も知らないままに、それ以外の情報を得ようとしたところで、サイト運用など絶対にうまくいくわけがないのです。

まずはこの5つの情報を手に入れる術を身につけましょう。 では、上記の情報を手に入れるために見なければならないページを、これから紹介していきます。

「ユーザー サマリー」の使い方

Googleアナリティクスで最も見ることになるページと言っても過言ではないページです。まず始めに抑えなければいけないページなので、最初に説明したいと思います。 Googleアナリティクスを開いたら、基本的にはこのページが開いている状態になっています。別ページに行ってしまったという方は、左のメニューから「ユーザー」の中にある「サマリー」を選択して開いてください。 ユーザー>サマリー このページでは、あなたのサイトを訪れているユーザーの基本状況を把握することができます。

まず上部のグラフを見てください。

このグラフは横軸が日付、縦軸がセッション数(サイトの訪問数)になっています。つまり、いつどれくらいの数の人がサイトを訪れたかをパッと知ることができます。

ちなみに、ページ右上に期間を設定できるボタンがあるので、ここを使って先月に区切ったり、去年1年間のデータを見たり、好きに選ぶことができます。

グラフの横軸はグラフ右上にある「時間別・日・週・月」というボタンで変えることができます。

「自分のサイトにはいつもどれくらいの数の人が来てるの?」

「季節や曜日によって訪問数に違いはあるの?」

といったことをこのグラフから知ることができます。

次に、グラフの下に数字がいくつか並んでいるかと思いますので、そちらに関して説明しましょう。 こちらに関しては、別記事(Googleアナリティクスの基本用語10選【これだけは押さえたい!】)で用語の説明を行っていますのでそのページをご覧ください。 各数字が何を表わしているのかを説明しています。

「ユーザー モバイル サマリー」の使い方

左側のメニューから、「ユーザー」の中にある「モバイル」を押すと、「サマリー」を選ぶことができます。

そちらをクリックしてください。 このページでは、ユーザーが使っているデバイスの比率を見ることができます。

表の1番左の列にある「デバイスカテゴリ」が、あなたのサイトを訪れたユーザーが使っているデバイスです。 desktop=パソコン mobile=スマホ tablet=タブレット の3種類があります。

そして、デバイス毎にその1つ右の列にある「セッション」の数値を把握しましょう。
例えば、上の表だと、 パソコンでの訪問が16,065、スマホでの訪問が4,133いることがわかります。タブレットも若干いますが、ざっくり把握するとパソコンでの訪問が8割、スマホでの訪問が2割です。

スマホが発達した昨今では、この情報を持っているか持っていないかで今後のサイト運用が全く異なってきます。「PCサイトにばっかり注力していたのに、実はスマホでの訪問がほとんどだった...」なんてなったら、はっきり言って時間の無駄ですよね。
自分のサイトを訪れるユーザーが使っているデバイスを把握することは不可欠なのです。

「集客 すべてのトラフィック チャネル」の使い方

次に、あなたのサイトにどうやってユーザーが訪れているのかを調べましょう。 左のメニュー内の「集客」にある「すべてのトラフィック」を選択し、「チャネル」を押します。

何やら知らない英単語ばかりで面倒に感じるかもしれません。 こちらに関しても先ほどリンクを貼った用語説明の記事で紹介しているので、そちらを参考にしてみてください。

この表を見ると、あなたのサイトを訪れているユーザーが、何をきっかけに訪れたのかがわかります。

 

「行動 サイトコンテンツ ランディングページ」の使い方

あなたのサイトで、ユーザーがまず始めに見ているページがどこなのかを調べましょう。

まず最初に見るページのことを、「LP=ランディングページ(=入口ページ)」とも言います。

ランディングページは、あなたのサイトの第一印象を決める重要なページなので、どこがランディングページになっているかはぜひ把握しておきたいところです。

メニューから、「行動」の下にある「サイトコンテンツ」を押し、上から3番目の「ランディングページ」をクリックします。 ページ下部の表を見てみましょう。 この表は、あなたのサイトのうち、ランディングページとなっているページが、セッション数順に並んでいます。ちなみに「/」はトップページです。 例えばほとんどがトップページから入ってきている場合は、どこかのページを改修しようと思ったら、まずこの主要入口であるトップページを直すべきと言えるでしょう。

また、重要な指標として、「直帰率」も見ておくと良いでしょう。 直帰率とは、そのページを入口して訪れたセッション全体のうち、その後他のページに遷移することなく離脱したセッションの割合を表わします。 この数字があまりに高い場合、サイトを訪れたユーザーの期待に応えられていない可能性が高いです。流入時のユーザーの状況を再度考え、そのユーザーの期待に沿ったサイトを作ろう、という意思決定ができます。 ただ、サイト構造によって妥当な直帰率は異なります。 1ページだけで説得し、フォームくらいしかその後見るページがない、というランディングページなら、直帰率は8割くらいあっても高いとは言い切れません。 しかし、他ページに振り分けるようなサービス一覧ページなら、直帰率4割くらいでも高いと言えるでしょう。

ちなみに、Googleアナリティクスにコンバージョン(=サイトの目標、ゴール)を登録していると、この表の右側に全体のセッションのうちコンバージョンに到達したセッションの割合(=CVR)が表示されます。 この数字もサイトを運用していく上で非常に重要な指標です。CVRが他に比べて低いページがあれば、サイト改修の対象として考えましょう。

「行動 サイトコンテンツ すべてのページ」の使い方

ユーザーの入口となっているページを把握したら、その後ユーザーが経由しているページも把握しておきましょう。

先ほどの「ランディングページ」の2つ上にある、「すべてのページ」をクリックします。 「ランディングページ」と似たような表が出てきますが、内容は結構違います。 先ほどの表は、「入口となった」ページがセッション数順に表示されていましたが、今回の「すべてのページ」は、入口かどうかは関係なく、「見られたページすべて」がページビュー数順に並んでいます。 ページビュー数順に並んでいると、極端な話1人の人が5回同じページを更新しているだけでも「5」とついてしまいます。「見られている回数」としての指標は、セッションで把握するべきだと私は考えているので、セッション数順に並べ替えた方がいいでしょう。

表の左から3列目に「ページ別訪問数」と書いてあります。これがセッション数のことなので、この1番上の行をクリックしましょう。そうすれば、表がセッション数順に切り替わります。

このページを見ると、あなたのサイト全体でよく見られているページがわかります。 よく見られていると思ったけど、そんなに見られてなかった。。。なんてページもあるのではいでしょうか。もちろん逆も然りです。 サイトを改善しよう!と息巻いても、大して見られないページを直したところで効果は見込めません。せっかく時間とコストを割いてサイトを直すんですから、影響の大きいページを調査して、そこを改善する、というフローを意識しましょう。

目的を持って使いこなそう

Googleアナリティクスの使い方を、最も使う6ページに限って説明いたしました。いかがでしたでしょうか。意外と簡単!と思っていただけたら幸いです。 様々なページの使い方を説明しましたが、重要なのは「何のためにGoogleアナリティクスを見ているのか」をしっかり意識として持つことです。 あなたの目的に合わせて、上記の説明を参考にしてGoogleアナリティクスを使ってみてください!