Googleアナリティクスは、無料とは思えないほど高機能なツールです。これさえあれば、アクセス解析を行っていくうえで必要なデータはほぼすべて取得できると言っても過言ではないでしょう。

しかし、高機能であるがゆえに、どこを見たらいいのかわからず途方に暮れている方も多いのではないでしょうか。

でも大丈夫です。別にGoogleアナリティクスのすべての画面を見る必要なんてどこにもないのです。まずはサイト運用に必要な情報が得られれば十分に効果的なアクセス解析を行っていくことができます。

サイト運用に必要な情報が見られる画面はいくつかありますが、本記事では、Googleアナリティクスを使ってアクセス解析を行っていくにあたってまず見るべき画面のひとつである「ユーザー サマリー」画面の使い方について解説していきます。

 

「ユーザー サマリー」画面で何がわかるの?

 

ユーザー>サマリー

「ユーザー サマリー」画面では、一言でいうと、サイトを訪れているユーザーの基本状況・全体像を把握することができます。

 

上部のグラフで大まかな傾向をチェックしよう!

まず上部のグラフを見てください。

ユーザー>サマリー

このグラフは横軸が日付、縦軸がセッション数(サイトの訪問数)になっています。ここを見れば、いつどれくらいの数の人がサイトを訪れたかをパッと知ることができます

ちなみに、ページ右上に期間を設定できるボタンがあるので、ここを使って先月に区切ったり、去年1年間のデータを見たり、必要に応じて表示期間を変更することができます。グラフの横軸はグラフ右上にある「時間別・日・週・月」というボタンで変えることができます。

「自分のサイトにはいつもどれくらいの数の人が来てるの?」

「季節や曜日によって訪問数に違いはあるの?」

といったことをこのグラフから知ることができます。

 

「ユーザー サマリー」画面に登場する用語の意味を理解しよう!

 

ユーザー>サマリー

続いて、先ほど説明したグラフの下に表示されている7つの指標について説明します。すべてアクセス解析において重要な指標なので、用語の意味をしっかりと理解しておく必要があります。

太字になっている「セッション」「ユーザー数」「ページビュー数」「直帰率」は特に重要な用語なので、とりわけしっかりと押さえておきましょう。

なお、ここに表示されている数字は、ページ右上に表示されている期間内(すなわち上部のグラフが表示されている期間内)の合計の数です。

○セッション サイト内に流入してから離脱するまでの一連の流れ。なお、ユーザーがサイト内で30分以上操作を行わなかったり、日付が変わったり、一度サイトを出て違う参照元から戻ってきた場合、セッションは切れます。

○ユーザー ある一定の期間内でサイトを訪れたユーザーの数。判別はブラウザ単位でなされます。

○ページビュー数 PV数とも略され、サイト内で読まれたページ数を指します。1人のユーザーがあなたのサイトに訪れて、サイト内を移動し、複数のページを見た場合も、それぞれが1ページビューとして数えられます。

○ページ/セッション 1セッションあたりでのページビュー数の平均です。

○平均セッション時間 ユーザーによる1セッションあたりの平均時間です。(≒ユーザーの平均滞在時間)

○直帰率 直帰とは、1ページだけ見て(イベントも発生せずに)他のサイトへ移動してしまう、もしくはブラウザを閉じてしまったセッションのことを指します。直帰率とは、全セッションの中での直帰したセッションの割合のことです。

○新規セッション率 サイト全体のセッションのうちの新規セッション(初めてサイトを訪問したユーザーによるセッション)の割合です。

訪問数のチェックに終始しないようにしよう!

以上が、「ユーザー サマリー」画面の使い方です。

「ユーザー サマリー」画面では、この記事で紹介してきたように、ユーザーの全体像を把握するうえで非常に幅広い情報を入手することができます。

よく訪問数(セッション数)しかチェックしていないような方もいますが、それだけに終始することなく多様な視点からユーザーの情報を分析していきましょう。