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【5分で分かる!】マーケティング用語「4P」を解説!

マーケティングの4Pとは?

マーケティングの4Pとは、

・Product(製品)
・Price(価格)
・Place(流通)
・Promotion(宣伝)

の頭文字を取ってできた単語で、マーケティングミックスとも呼ばれます。

一般的には、「誰に」売るかというターゲットを決定した後に、次のステップとして「4P」を考えることが重要になります。


例えば、製品がどんなに魅力的であっても「値段が高すぎる……」といって買い控えることや、宣伝が不十分であるためにその製品自体が知られないままということもあります。

そのような事態は、この「4P」を考えれば防ぐことができます。

では、それぞれについてどのように考えればよいのかを具体的にみていきましょう。

1.Product(製品)

まずは、「何を」売るかという戦略です。

ターゲット層が求めている製品・サービスとはどのようなものか、それをどのように生み出すかを考えましょう。

例えば、食料品メーカーが「若い女性をターゲットにしよう」と決めたら

・低カロリー
・量が少なめ
・パッケージがおしゃれ

など、若い女性が手に取りやすい商品であるための条件を考えることになります。

2.Price(価格)

次に、「いくらで」売るかを考えましょう。

高価格と低価格、どちらの路線で勝負するのかは重要な決定です。

衣料品メーカーの例で考えると、「大衆向け」であるために低価格路線を採用するメーカーがいくつもあります。

また、子どもから大人まで、あらゆる世代に利用してもらいたい商品である場合には低価格、年代や性別を絞ってターゲット層を狭く設定した商品である場合には高価格、というパターンもよくあります。

このように

・ターゲットの性質
・ターゲットの規模
・コスト
・競合の価格

など、様々な要素を考慮して「買ってもらえる価格」「利益が見込める価格」を設定しましょう。

 

3.Place(流通)

三つめは「どこに」売るかです。

ターゲットとする顧客が買い物をする場所を考えましょう。


食料品を売る場合、高価格の商品であれば、普通のスーパーやコンビニだけではなく、高級スーパーやデパートにも商品を展開することが効果的かもしれません。

また、ターゲット層の地域や価格志向を問わない場合にはインターネットという手段もあります。


例えばファミレスを考えてみると、都心部では駅前に多いですが郊外へ行くと国道沿いや高速道路のインターチェンジ付近に多いという傾向があります。

つまり、各地域において大勢の人が集まりやすい場所に店舗が展開されていると考えられます。


このように、「どこに」売るかについて適切な戦略を立てることが、売り上げの増加につながります。

4.Promotion(宣伝)

最後に、「どのように」売るかを考えましょう。

ターゲット層が何を見て「買いたい」と感じるかを分析しましょう。

電車に乗ると、車内で「仕事で疲れたあなたに」という広告をよく見かけませんか?

このように、サラリーマンやOLをターゲットにするのであれば電車や新聞への出稿、オフィス街での宣伝活動が効果的であると考えられます。


また、若い世代をターゲットにする場合は若者の利用が多いSNSや若者向けの雑誌が効果的かもしれません。


ターゲット層の目に触れる場所とはどこかを考えて、有効な宣伝戦略を立てましょう。

 

まとめ

マーケティングの「4P」について説明しました。

「誰に」売るかを決めたら、次のステップとして

「何を」「いくらで」「どこで」「どのように」売るかという戦略を立てましょう。

それぞれの戦略を立てるにあたっては、「誰に」というターゲットを念頭に置いて思考を巡らせることが何よりも大事です。

ぜひ実践してみてください。

 

 

 

 

 

 

【マーケティング】おすすめフレームワーク3選

マーケティングを実行する際に「何から手を付けていいのか分からない」「今のままで上手くいっているから大丈夫」という方もいらっしゃると思います。
しかし、現状を分析して顧客の真のニーズを明らかにし、戦略を立てなければ、マーケティングは成功しません。

そこで今回は、マーケティングに役立つ、思考の「フレームワーク」を紹介します。

1.マーケティングのフレームワークとは?

マーケティングのフレームワークとは、マーケティングに必要な論理的思考をパターン化したものです。

このフレームワークをうまく利用すれば意思決定や問題解決がスムーズに進みます

 

たとえば

・業界の動向
・ニーズ
・自社の置かれている状況

などを知りたい場合や、それをふまえて

・商品企画
・販売戦略

を考えたい場合には、ぜひ今からご紹介するフレームワークを利用することがおすすめです。

 

 

2.おすすめのフレームワーク三選

業界の動向、市場の状況、そして自社の弱みや強みを把握したい場合に、もちろんそれらのことに詳しい専門家に聞くこともできますが、まずはマーケティングの手法を抑えて自ら分析してみましょう。

 

その1.3c分析

 

 

まず、現状を分析するときには「3c分析」を実行しましょう。

このフレームワークを利用して現状を分析すると

・自社の成功要因を発見する
・事業機会を見出す
・事業戦略を作る

ことに役立ちます。

図のように「顧客」「自社」「競合」の三点に分けて考えましょう。
その際、それぞれに対して考えるべきポイントをまとめておきます。

・顧客

  • 市場規模や成長性は?
  • ニーズはどう変化している?
  • 顧客の行動は?

・自社

  • 理念、ビジョン
  • 経営資源
  • 商品、サービス
  • ブランドイメージ

・競合

  • どのような同業他社があるか?
  • 各社の商品、強み、シェアは?
  • 新規参入の余地はあるか?

 

以上のようにそれぞれについて考察したら、その関連性を考えて戦略を立てましょう。

例えば

「自社の商品は20代女性向けのバッグが主力だがいまいち売り上げが伸び悩んでいる」

というお店が、3c分析を行うことで

「20代女性はもっとカラーバリエーションの豊富なバッグを求めている」
「自社製品は30代や40代にも人気がある」
「最近の競合他社は素材にこだわっているようだ」

などの現状が明確になります。

そうすると、

「カラーを増やそう」
「他社との差別化を図るためにオーダーメイドの商品はどうだろうか」
「ターゲットの年齢層を変えてみよう」

という戦略の方向性が見えてきます。

 

 その2. クロスSWOT分析

もう一つ、現状を分析して戦略を考えたい場合に使えるフレームワークは「クロスSWOT分析」です。
現状を分析することで、どこにどのような事業機会があるのかが分かります。

 

 

まず、図のように、自社の「強み」「弱み」と、外部環境に潜む「機会(ビジネスのチャンスになりうる要因)」「脅威(業績悪化に関わりそうな要因)」を書き出し、現状を分析しましょう。

次に、それらの要素を組み合わせてみましょう。

強みと機会を組み合わせることで新たなビジネスチャンスが分かります。

また、弱みと脅威を組み合わせることで、縮小すべき事業や撤退すべき市場が分かります。

これを利用すると、マーケティングにおける「自社の強みを生かしてどのような商品をどのターゲットに売るか」という戦略が立てやすくなると思います。

3c分析と合わせて使ってみましょう。

 

その3.PPM

「いろんな製品を売っていて、どれに注力すればいいか分からない」「様々な事業に手を付けていて優先順位が分からない」という場合、3c分析やSWOT分析では足りないかもしれません。

そこで、「PPM」を使ってみましょう。

これは、ボストン・コンサルティング・グループが考えた手法で、事業を管理するために使われています。

 

 

自社の製品・サービスについて、「市場成長率」と「相対的マーケットシェア」の程度から四つに分類しましょう。

・花形

市場成長率もシェアも高いため、収益性の高い事業であるといえます。
ただ、市場成長率が高ければ他社も狙うので、業界内での競争激化が危ぶまれます。

そこで競争優位に立つために、花形事業から得られた収益を花形事業に還元するという戦略が必要とされます。

・問題児

市場成長率は高いが、自社のシェアが低いという事業です。

この場合は、今後ますます成長し重要となる事業であるため、今は問題児事業から得られる利益が少なくとも諦めることなく、他の事業から得られた利益も問題児事業に還元してじっくりと事業を育てていく必要があります。

・金のなる木

市場成長率が低いため競争は落ち着いており、シェアも安定しているため、今最も収益性の高い事業です。

しかし、市場成長率が低いということは裏を返せば今後事業が衰退していく可能性もあります。

そのため、ここで得られた利益は、花形事業や問題児事業への投資に利用することが有効です。

・負け犬

市場成長率もシェアも低いこの事業は、今後の成長性が見込めず、撤退すべき事業であるといえます。

 

事業の収益性という観点から説明しましたが、これと同様に商品・サービスを四つに分類してみると、どれに力を入れて販促すべきかが分かりますね。

花形、問題児は注力すべき対象であるといえます。

このように、PPMを利用してマーケティングの対象を今一度見直してみましょう。

 

3.まとめ

マーケティングのフレームワークとして

  • 3c分析
  • クロスSWOT分析
  • PPM

の三つを紹介しました。

いずれも、自社が置かれた状況を踏まえて、どのような商品・サービスをどのように売っていくかを考えるカギとなります。

ぜひ使ってみましょう。